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長田裕先生メッセージ
平成28年 新年ご挨拶
ナガタクリニック長田です。
新年にあたりご挨拶をさせていただきます。
昨年は、カナケンセミナーを通じて多くの先生方との出会いがあり、皆さまと情報共有の場ができたことを嬉しく思います。
何事も疑問点を残していると、それ以上の進歩が遅くなります。さて、私の苦い、悩みの歴史をお話しておきましょう。
皆さん、私の書物の元原稿は何ですか?当然来院された患者さんですよね。ですが、その施術に対するノウハウはどこにありましたか?どこにも無かったのです。この時、どれほど先駆者の悩みを抱いて施術に当たっていたか想像してみてください。すなわち羅針盤が無い状態で、試行錯誤の毎日だったのです。しかし、それを支えてくれたのは唯一患者さんの反応だけだったのです。
つまり患者の血液検査が悪化したときや、施術の後に痛みがきつくなったと言われた時や、施術後に刺した皮膚が赤く腫れてきた時などです。他にも数えきれない疑問との闘いでした。今ではそれが、エビデンスとなって解説できるまでなりました。しかし、当時はすべて自分で考え、悩み、そして解決し今まで進んで来たのです。こうした創始者の苦しみを嫌と言うほど味わってきました。ところが、この悩みも芝山先生という同志の出現で救われました。何故なら悩みを共有してくれたからです。チクチク療法は私ひとりで進化してきたのではありません。このように仲間という存在が、どれほど有難いか痛感してきました。ひとり悶々としていた初めの頃と比べると、今はたくさんの情報を共有できる仲間が増えたことに喜びを感じています。ですから皆さんも、昔の私のような悩みを持った時、すぐ聞いてください。答えが返ってくると思いますよ。難しい質問なら、皆さんと知恵を出し合って考えましょう。恥ずかしがらずにどんどん質問していくことが最短の解決策と考えます。
さて最後にお知らせがあります。雑誌「医道の日本」2月1日発行刊で私の原稿が載ります。医道の日本社からの依頼がありました。この内容は新潟・仙台で講演した内容の要約文です。是非、お読みくださり復習としてください。
以上で新年のご挨拶とさせていただきます。
平成28年1月2日
普及会2015(平成27)年度の歩み
普及会の皆様、およびカナケンセミナーに参加された皆様、今年もあとわずかとなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。今年の普及会活動を振り返りたいと思います。
まず普及会講習会は2015年3月22日、全14回の講習を終えて一旦終了となりました。総勢150名の参加者を数えています。
この3月を挟む2月と4月の間に、私は和歌山市内での一般講演会4つと5月17日の自律神経免疫治療研究会での症例発表と特別講演を行い、同時に「自分でできるチクチク療法」と「チクチク療法の臨床」(いずれも三和書籍刊)の上梓もと、慌ただしく過ごしていました。
今後の普及会の方向性を模索していたとき、カナケン株式会社の常務取締役・岩村春夫様と5月後半に面談する機会を得、岩村様より新潟・仙台でのセミナー開催を打診されました。
このとき、東京での3年間の普及会活動においては、北陸、東北からの参加者は少なかったため、東京以外での講習会開催に私と芝山先生はこの申し出を喜んでお受けしました。
こうして岩村常務様の周到なる準備のもと、8月にカナケンセミナーイン新潟・チクチク療法講習会入門編が真っ先に開催され、引き続き9月にも仙台で同・入門編が開催されました。
12月までに、それぞれ4回ずつ合計8回の講習会を盛況裏に終えることができました。今は安堵の気持ちで年末を迎えております。
その講演・講習内容に対する参加者の皆様からいただきました、最終回のアンケート集計と、ご意見ご感想を公開したいと思います。内訳は新潟23名、仙台34名の合計57名の集計です。
まず講義内容については、理解できた+ほぼ理解できたが100%、実技内容の理解度も、理解できた+ほぼ理解できたは53名で95%、やや難しかったは2名でした。セミナーへの満足度は、大変良い+良いが100%という高い評価をいただきました。講演内容も実技内容も多くの人に満足のいける講習会となったことに、共同演者である芝山先生ともども大いに喜んでおります。これは今後の講習会を占ううえでも大きな励みとなりました。
なにより、新潟・仙台の参加された先生方が皆、意欲・意識・感性が高く、この新潟・仙台の地から医療改革の狼煙を挙げて欲しいと講演で切望いたしました。今回の新潟・仙台講習会の参加者をチクチク療法・カナケンセミナー第一期生と呼ぶことを提唱させていただきましたが、多くの参加者の要望で今後も勉強会という形で継続させていただくことも約束いたしました。
その一環として、チクチク療法メーリングリストも作成しました。メーリングリストは、皆様が登録することにより、皆様の疑問点・質問事項を私たちがお答えし、皆様に情報を共有していただくことを目的としております。
これはカナケンセミナー第一期生のみならず、普及会に参加された先生方にも門戸を開いております。チクチク療法の情報を交換し、交流を深めていけば、将来的にもチクチク療法の認知度が速まると考えております。
近い将来、避けて通れない医療保険制度存続の危機の対応にもチクチク療法は生き残れると確信をもっております。是非、チクチク療法を自分の物にされることを期待する次第です。
ただし、ここでの共通認識として申し上げたいのは、皆様方の知識・技量の幅を均一にするためにも、私は最低の提案をお願いしたいと思います。それは、「自分でできるチクチク療法」、「チクチク療法の臨床」、「無血刺絡手技書」の3つは読破して理解していただきたいことです。
「デルマトーム理論とチクチク刺激」をマスターしてこそ、チクチク療法のスペシャリストになれるわけで、そのいずれが欠けても習熟度に差が生じます。出来得れば「無血刺絡の臨床」と絶版になった「無血刺絡療法」(河出書房新社、中古品あり)も求めていただければ、私のポリシーを深く理解できるものと愚考しております。
最後にカナケンセミナー最終回のアンケートの代表的な感想をいくつか載せて、本年最後の締めくくりにしたいと思います。
新潟講習会の声
いろんな臨床のやり方を学べて大変参考になりました。
テーマ以外のことも実技入りで説明していただき大変ためになりました。
初の参加となりましたが非常に実のある1日となりました。
4回のチクチク療法のセミナーを受け、施術家としての志が変わりました。とても素晴らしい施術法でひとりでも多くの患者様を治したい、と思います。
持病をたくさん持っている自身の体でチクチクしていきたいと思います。たくさんの考え方を学べ、感謝いたします。
とにかく先生の著書を熟読し施術に当たりたいと思います。今日の食養生のお話で先生のような医師がおられることがとても励みになりました。利他の精神で伝えていきたいと思います。
全部参加させていただきました。痛みや辛さが取れた顔を見るのが嬉しいですね。
入門編に出ましたが、第2、第3回と出席できなかったのですが、改めてチクチクの応用範囲の広さはすごいと思いました。本を読みこんで臨床に活かせるよう頑張ります。
仙台講習会の声
丁寧に教えていただきありがとうございました。
非常に施術に幅が広がったと思う。臨床を日々行いながらセミナーを受けることで理解が非常に深まった。今後も定期的に指導していただきたい。
普段自分がしているチクチクが効くときと効かない時が理解できた。
勉強に慣れてきたところで最後の研修となってしまいました。とても良く、臨床でも結果が出てきました。
いい勉強会でした。これからも機会があれば参加したいです。
今回も大変勉強になりました。まだまだ講義聴いてみたいです。
自分でも実践しつつ、将来、患者さんに活かしていきたいです。まだ学生なので自分の知識や習熟度が上がった時にまた参加したいと思います。
大変ためになりました。新しい施術法のひとつにしてみたいです。
この施術法だと確信しました。先生方の考え方大好きです。たくさん臨床でアウトプットし勉強し続けます。
日々の施術に取り組んでいき、特に膝と腰のスペシャリストになれるよう努力していきます。
毎日の臨床にどんどん活用していきたいと思います。楽しく受講できました。
「食事と病の関係を人類史から見る」は素晴らしい講義で大変興味を持ちました。また「心の持ち方」次第でプラスエネルギーを引き出すことも大変参考になりました。本を熟読し臨床に活用していきたいです。
全4回参加し新たな技法として素晴らしい勉強ができました。来年3月の花巻でのセミナーにも参加させていただきます。
全4回有り難うございました。学んだことを実践し成果を出していきます。来年、青森県八戸市で開業するので、青森支部を担っていけるような施術家を目指して精進していきたいと思います。
全4回大変勉強になりました。いろんな症状に対応できるよう、技術を高めていきたいと思います。
全4回に参加させていただき、参加する前に比べ手際よく行えるようになったうえ、自信を持ってできるようになりました。明日からの臨床にしっかり反映してひとりでも多くの患者さんを施術していきたいです。
全4回本当に有り難うございました。是非この施術法を続けて活かしていきます。
明日より行える貴重なテクニックをたくさん学べました。固定観念を打破するテクニックとお話を有り難うございました。
とても大変有意義で勉強になる講義でした。きちんと覚えて実践していきたいです。
手技を実際に何度も見させてもらい、人の手技も受けると刺激の仕方が微妙に違うことが分かりました。顔もみをパーキンソン病の方に指導したら患者さんが笑顔になり、奥様も喜ばれ大変感謝されました。
実技テストで自分の手技の細かいところまで指摘していただき有り難うございました。症例別疾患に対しての手技も実演していただきとても勉強になりました。自分の手技を向上させるとともに、チクチク療法を普及して行けるよう頑張っていきます。
特に食養生に興味を持ちました。
食養生、大変興味深いお話でした。施術家としては自己管理の指導もきちんとしていかなければならないと感じさせられました。
初めてセミナーを受け、まず思ったことが、第一回から参加できていれば良かったと後悔です。ですが私の質問にも素早く対応してくださり、とても嬉しかったです。
今回も素晴らしいテクニックの伝授有り難うございました。私は先天性筋性斜頸、先天性股関節脱臼、子宮癌を患い、その後遺症がチクチクで日々改善し、若返っていると患者さんから嬉しい言葉をいただきました。長田先生、芝山先生ありがとうございました。“チクチク療法”は世界にも通用する素晴らしいテクニックだと思っています。日々精進してまいります。合掌。
このような勇気をいただくメッセージを掲載させていただき感動しています。皆様の意欲にお応えできるよう我々も努力して参りますので、どうかご支援のほどお願いいたします。
チクチク療法(無血刺絡療法)勉強会のご案内
※次回開催日時は決まり次第、ご案内させていただきます。
推薦図書
無血刺絡の臨床
【著 者】 長田 裕
【出版社】 三和書籍
【価 格】 9,720円(税込)
本書は、「白血球の自律神経支配の法則」を生み出した福田・安保理論から生まれた新しい施術法、『無血刺絡』を様々な症例を挙げ、紹介している画期的な本です。無血刺絡は、薬を使わないのは勿論、鍼や針をも使わない新発想の施術学です。鍼施術の本治法を元に創案された無血刺絡に、東洋医学の経絡経穴と西洋医学のデルマトームとを結びつけ融合させた新しい髄節刺激理論による新施術体系。パーキンソン病については無血刺絡と髄節刺激理論で施術した体験から、15ページにわたる施術法、症例提示、問題点などを独自に展開。パーキンソン病が治っていく(末施術患者12名実績)施術法について書き記しています。認知症、リウマチ、膠原病などの難病にも挑み克服する自然治癒力を高める手技を公開しています。臨床家の医師、歯科医師、鍼灸師なら誰にでもでき、著者の施術回数述べ10,000回以上に及ぶ手技の中で、感染ゼロ、しかも手技を反復修正でき、さらにこれらと平行して高血圧、糖尿病まで軽快していく利点があります。患者さんのためを願っているならまずは実践してみてください。
チクチク療法
【著 者】 長田 裕
【出版社】 河出書房新社
【価 格】 1,800円(税別)
本書は、「無血刺絡療法」が絶版にともない増刷された書籍で、「チクチク療法の臨床」とセットになっています。本書はその中でも、一般の方が分かり易く書かれており、家庭で自分でできるように解説されています。
チクチク療法の臨床
【著 者】 長田 裕
【出版社】 三和書籍
【価 格】3,240 円(税込)
本書は、「無血刺絡療法」が絶版にともない増刷された書籍で、「チクチク療法」とセットになっています。本書はその中でも、施術家は必読になっておりますが、一般の方でも分かり易くなっております。
無血刺絡手技書
【著 者】 長田 裕
【出版社】 三和書籍
【価 格】6,480円(税込)
本書は、施術ポイントを詳しく図解で説明されており、施術家必読の書籍です。
顔もみ療法
【著 者】 長田 裕
【出版社】 マキノ出版
【価 格】1,404 円(税込)
本書は、家庭療法を中心に書かれた書籍。顔もみで超健康!
無血刺絡療法
無血刺絡療法(絶版のためアマゾン中古で購入可)
【著 者】 長田 裕
【出版社】 河出書房新社
【価 格】 1,800円(税別)
無血刺絡療法
無血刺絡の臨床(初版)
第2版は上記に掲載
【著 者】 長田 裕
【出版社】 三和書籍
【価 格】 11,000円(税別)
本書は、「白血球の自律神経支配の法則」を生み出した福田・安保理論から生まれた新しい施術法、『無血刺絡』を様々な症例を挙げ、紹介している画期的な本です。無血刺絡は、薬を使わないのは勿論、鍼や針をも使わない新発想の施術学です。鍼施術の本治法を元に創案された無血刺絡に、東洋医学の経絡経穴と西洋医学のデルマトームとを結びつけ融合させた新しい髄節刺激理論による新施術体系。パーキンソン病については無血刺絡と髄節刺激理論で施術した体験から、15ページにわたる施術法、症例提示、問題点などを独自に展開。パーキンソン病が治っていく(末施術患者12名実績)
施術法について書き記しています。認知症、リウマチ、膠原病などの難病にも挑み克服する自然治癒力を高める手技を公開しています。臨床家の医師、歯科医師、鍼灸師なら誰にでもでき、著者の施術回数述べ10000回以上に及ぶ手技の中で、感染ゼロ、しかも手技を反復修正でき、さらにこれらと平行して高血圧、糖尿病まで軽快していく利点があります。まずは実践してみてください。
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